と言う訳で前半はこちら。

目の前の傾斜を見て 心の中は久々に思った訳であります。
何を思ったかと言えば。。。


悪いご冗談を。。。


という気持ちであります。ちなみにこの心は谷川岳 西黒尾根の時に
見上げた時と同じイメージであります。 なんてね。


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まっ。距離が短いから良いかっ! と意気込んでトレースの出来ていない(スキーのは
あったけれど) その上を調子に乗ってスタートしたアフー。
親分は今回は後攻。 ちなみに時期に追い越される事は アフーと そして
そこの誰もがきっとお分かりな結果であります。本人は抜かされない様にと頑張って
居るのですが。。。 人生そう上手く事は運ばないようであります。


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さて、傾斜をぐいぐい登って行ったアフー。左足に違和感であります。
足元を見てみると スノーシューのヒールリフターが元に戻っていて片方は
ラクチン そしてもう片方が足を引っ張るのであります。 仕方ないので座って
リフターを修正。

実は後ろを振り向いた時の傾斜感に 高所恐怖症ではないけれど
ビビったアフーであります。



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あぁ。見なきゃ良かった。怖くて足がすくんでしまった訳であります。心に誓った
事はもう二度と座り込まない。。。 そして後ろは振り向かないと誓った。

上を見る事に。。。




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先行している方を見つけた。が。。。しかしながら ものすごい上に居る訳で
そこまでの傾斜に今度は目がクラクラ。 これは雪目の兆候なのだろうか?
グラサンアフだからそんな訳ないよね、 


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立ち上がって進むけれど 転がったらどうしようという気持ちが先行して
前屈みになっている状態で チマチマ進みます。 すると 後ろで 


ドスっ!


親分が転んでいます。 あらら。 親分のこういう姿は山以外では
まず見れないので。。。じっくり目に焼き付けて 心の中は よしっ。
これで少し差がつけられる
と喜ぶアフ中佐。



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しかし。。。親分はあっという間に追いついて来ました。 次第に傾斜は
増して行く感覚です。 親分は高所恐怖症だったのになぜか 今日は全然
モーマンタイの様で ガツガツスタスタと登って行きます。


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あの。。。 おやびん。 手袋いつ返してくれますか? なんてね。


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スタコラと親分はアフーを追い越して行きました。
こうなると 残念人間はメンタル的に非常に落ち込む訳であります。


。。。言葉だと判りづらいので 雰囲気はこんな感じ。


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うなだれています。 なんちて。 実はこの日の雪はパウダーとはほど遠い感覚で
どちらかというと 水を沢山含んだ重い雪。 スノーシューの重さと雪の重さで
どんどん辛くなって来ます。


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まってよ〜。親分。 やっぱり、スノーシューは要らなかったかもと
この時点で思うアフー。どっちみち かなり沈むのです。


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くぅ〜。スパッツさえ忘れなければ きっとアイゼンでスタスタと登れたはず。
まぁ、たぶん そう思っている様にスタスタと登れないとは思うけれど(照)


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メンタルの落ち込んだアフーは いつもの驚異的なスピードに落ち込んだ。
結局この日も親分に エースがいるから無理できない。。。と何度も言われた。



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パサッ パサッ と軽快に登っている親分。

そして、 ドスン ドスン と聞こえて来そうに登るアフー。


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暑いけれど止まる事は許されず。歩きながら ネックゲイターを頭まであげて帽子は
腰のカラビナへ。 七変化開催中であります。 実は温度調整がとても私にとっては
重要であります。温度上昇すると すぐに顔はタコ。 オーバーヒートすると
一気に体が怠くなってしまうのです。なので 暑くなったらすぐに対策を練り練りです。


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この傾斜。どんだけあるんだ? と思いながらも 止まれない〜。
転べない〜。 とある意味ハイテンソンになってきた訳であります。

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実は傾斜マックスに差し掛かる頃。丁度下って来る人達が3名。
その中に一緒にスタートされた方も。


。。。と言う事は11時なんだ。 と認識時計が働いた訳であります。
駐車している車の台数と人数はこの時点でピッタリ。 と言う事は
この先は人が居ないんだとも認識した訳であります。



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皆さん、地元の方でしょうか? やはり万全装備です。 ピッケル ワカン。
ニットの帽子にサングラスそしてスパッツ。 鉄則であります。


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実は 親分はすでに傾斜を登り終えた様で すでに姿は見えません。
傾斜はいきなり始まるので傾斜の頂上より上はまったく見えずなのです。
でも上からは見えていたようで。。。 もしかしたらただ単に私が上を見る
余裕が無かっただけかのかもしれません。


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前傾姿勢を保ちつつ。 実は 腰抜けてるんじゃないかという声も聞こえそうですが
答えはどちらも正解です。

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ひ〜は〜 ひ〜は〜
。。。登りきりそうな時 ホッとした思いと同時に下りの事を考えてしまった。
でもここは下った事があるから。。。どうにかなるだろうと言い聞かせて気分を
入れ替えました。



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この上へ突き進むとなると スノーシューは必要ないと思ってようやくキスゲ平に
到着であります。数年前はここで敗退。その時は丸山を目指していたのですが
その日は結局 携帯もそして初代デジカメも寒さで電池が効かなくなって使えなかった
記憶がよみがえります。吹雪の中風を凌いでカップラーメンを食べた記憶もカップラーメン
の味まで覚えているから不思議だねぇ〜。他の事はすぐに忘れちゃうのに。。。
親分はチリトマト、アフーはカレー味。


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待っていてくれた親分。 ここで二人ともアイゼンとピッケルに変更しました。
スノーシューを背中に背負うとやはりかなり面倒に重たい訳であります。
次回来るときはスノーシューは置いて行こうねと 親分と話したりしながら
まったり再スタートです。
一応、行けるんじゃない 赤薙まで という雰囲気です。


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トレースは足跡二人分のみでしたがとても心強かったアフーであります。
とりあえず行ける所まで だけれど できれば赤薙山山頂まで。

毎日少しではあるけれど運動していた事もあってあまりばてずに親分と一緒に
進んで行きます。 少しランナーズハイになった気分です。


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スパッツが羨ましい。。。なぁ。 実は今日もアイゼンを新しくしませんでした。
どうも、しっくりとワンタッチ式が簡単に取り付けられないのであります。
手間取る事を考えると最近は すぐに簡単な方を選んでしまうそんな私になっています。


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写真を撮りながら歩いています。傾斜はさっきの元スキー場とは桁違いに楽であります。
でも困った事に 雲の動きにも左右されるのですが 風の通り道は恐ろしく
寒く冷たく一気に体温を奪います。ほっぺたはすでに感覚無し。

急いでフードを被ります。
夏期に運行されていたリフトはすでに廃止が決まっているようです。
プルプルさん教えてくださってありがとうございます♪


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実はこの日の朝に到着したばかりのソフトシェルジャケット。
自分的には気に入っていたのですが 親分の言葉に ショック。。。を受ける。



モジモジ君みたい。
えっ(((( ;゚д゚)))?どういう感じ?

う〜ん 全身タイツみたいかも。


∑( ̄ロ ̄|||) 全身タイツ。。。ぜん し。。ん。たいつって


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モジモジ君。か。。。  まっ。仕方ないアルネ。 こういう時は基本開き直る
アフーであります。

で、モジモジ君はひたすら登ります。 親分は相変わらず 軽快に
登って行きます。

ついて行くのに必死です。 でこの日は来る前にコンビニによって行動食と
飲み物を ダカラプロテイン飲料。



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ホエイプロテインでむっきむき〜。 なんちて。


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親分が写真を撮っている時は私が追い越してなんて感じでまったりと高度を上げて
行きます。 時間にすればきっと早いんだろうなと思いつつ。


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さっき、おじさまとすれ違ったのが11時過ぎとなるとさすがにそろそろ
時間も気にしないと行けなくなって来たかもであります。でもすでに
最近の空にはお日様が以前より少しだけ長く居てくれる訳でまだギリギリ17時でも
明るいからと考えていました。

もちろん、最終決断は親分大佐にあります。 大佐はエース中佐の体力を見つつ
そして空をみつついつも完璧な決断を下してくれるので安心しているエース中佐です。


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小高く登る感じでヒトコブ通過中。
雪は深いけれど 怖さはさほど無い訳です。 雪の無い景色は
岩がゴロゴロの一帯で歩きにくいかな?と思わせるコースなのかもです。

そう考えると雪が味方に見えて来ます。


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実は前に見えるアカナギさん。 近づいてくるにつき、3つのコブになっていて
どれが本当の赤薙山か実は私も親分もまだしっかり把握出来ていない。

一応、GPS係アフーは取り出して目的地を赤薙山山頂に設定。
するとfollow roadで山頂まであと600mを示していました。


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正直今日は行けるなと思いつつ。 しっかりGPSを見なかったので
3つのうちのどのコブが赤薙山かまだ分からず。

時間はすでに13時を過ぎていた。


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親分の左と右のコブ? 手前ならば絶対に行こう! 右なら止めようと
大佐の指示が下されました。そして、今日はとてもラッキーな事に
風は無いと言えば嘘になるけれどいつものように吹雪かれたり突風に見舞われたり
という事はない。


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たまに、こんな景色はあるけれど。。。風の通り道だけは雪煙があがり
不思議な空間が広がっていました。大きな雪の固まりをも天高く舞っています


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すると久々の看板。大して距離や時間はかかっていないと思いきやけっこう自分なりに
必死で歩いている訳で さすがに慣れないスノーシューとアイゼンワークで少しペースが
落ちるアフー。 ここで大佐に再び距離を伝えます。あと500mくらいです。

よし、今日は行けるな! と親分。そうなんです。赤薙山というかこの一帯は
毎回撤退する事が多いのであります。


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という訳で、行くしか無い! とアフーもこの看板の近くの木の裏にザックをデポ
して行く事にしました。 最低限必要なザックは親分の道具でマカナエルからと。。。

久々に気合いを入れます。 それとザックの上に微妙な感じで取り付けている
スノーシューがグランぶらんしてけっこう面倒だった事もあり デポが懸命とご判断
した訳であります。


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親分大佐。GPSを見てください。 あとこんな感じです。
で、親分も私もメンクサガリで適当にGPSを見ます。目の前が山頂だと思う訳で
トレースは結局あとにも先にもキスゲ平からは二つのみ。

でもやっぱり心強い。というか親分や私では初めの線を付ける事はまだ
よく判断が出来ない事もあって先行の親分もこの線を辿ってくれる事に少々
安心だったりと。。。 親分は時折変な道を行く事があるので。。。


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よし、山頂はあれだっ! その前に 小さめナイフリッジです。
少々研ぎが足りないのでアフーにも行けそうだな〜。でも親分、しきりに
そろそろ戻ろうか?と切り出して来ます。


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行けます! 大佐! 行けますよ! あれに比べれば。。。ってご存知の方も
多いはず。 あの 仙丈岳のナイフリッジ。


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これです。これ。親分とこういう怖い感じのは緊張しすぎて駄目だと
今でも伝説に残る両方切れ落ち度満点の腐れ雪ナイフリッジでありんす。


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先行する親分。
どうする止めておく?としきりに気にしてくれます。
いいよ。そこでしょ。いこいこ。


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という訳で突き進む親分。すると前から二人組が降りて来られました。
うむ。車の台数と人数が合わないかも。 でも深く考えず。
男性二人組。 そういえば 今日は女性の方に会っていないかも。
まっ。どちらかと言えば私も女性より男性の方が近いか。。。なんちて。


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完全に親分大佐はアフ中佐を男性と同じような扱いであります。
甘えは禁物なのであります。 あまりに親分大佐が怒りだす時だけ
無理だよ。男性とはやっぱり違うよ。 と中佐は言い訳切り札を出すのですが
その切り札はたんなる 無駄札に過ぎずであります。


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そそ、お話を元に戻します。前から来られた方に 赤薙山はあと少しですよね。
と切り出した。 すると返って来た返事はこの日を左右するお言葉。

いやっ。あの山のもうひとつあっちです。今の時間からじゃ厳しいですよ。



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ん。。。。ちなみに今1時30分
可笑しいな。。。でも行った人が行ってるんだから。。。そうなのかな?
GPSは狂っているのだろうか? それが山頂ならばと思いながらも。。。

文字制限らすい。上手にマトメラレナイあるよ。続きをクリックで続き登場であります。
一気にテンションは下がった。相談した結果。引き返す事にしました。



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赤薙山への登頂は次回にお預け。まぁ ここは静かで好きな山だから
何度来ても良いのですが。。。 何となく引き返す事に躊躇いながらも
帰りの高速渋滞も考えつつ戻る事に。

そうだ。来る前は親分は行ける所までと。。。 ここまで来れたからきっと
納得して戻る事を決断したんだろう。。。と


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しかし。。。 下り始めると 親分の悔しさ怒りが膨らんだようで
機嫌の悪さが空気感で伝わって来ます。


怒ってるな。間違いなく。 と思っていると。。。

今日が最後の山だからなっ!
もう連れて来ないからなっ!

えっ(((( ;゚д゚))) 。。。
突然キレた親分大佐。そして戸惑うアフ中佐。



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今回のゴールは↑ ここです。 山頂はあと少しだった
ようです。 帰って来て調べてみると。。。 標高差100m距離は500m無し。

行けたな。余裕で。 と悔しさが募るのですぐに行こうと企画を練った物の
この気温の高さだと先日でも少し怖いくらいだった雪崩の心配もある訳で
来年の冬かもしくは雪の無い季節に 赤薙ピークに行く予定です。


aaa




















久々の軌跡。 すれ違った方はなんで無理って言ったのかな? もしかしたら
女峰山と勘違いされたのかもしれません。 もちろん今回の件は私と親分の
判断ミスに過ぎないけれど。。。 まっ。またあの綺麗なコースを歩けるなら
楽しみは取っておいたから良いアルネ!


大佐の怒り浸透モードとなる後編へ続く。
続きも読むよ。お尻ぺんぺ〜んくりっく。うれすぃ〜です。