其の零  其の壱  其の弐 は こちら。

 

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鳳凰ニ山の観音岳の山頂で先程のご夫婦と一緒に
姿を表してくれた 甲斐駒君を眺めます。

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観音岳への道はとってもラクチンだった。

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思っていたよりもあっけなく鳳凰一山、そして鳳凰ニ山を頂きました。

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本当の事を言うと・・・中道ルートは長かったけれどとっても歩きやすくて
標高差1700mと言ってもそれほどの苦痛感はありませんでした。
たぶん・・・ 甘利に長すぎて忘れてしまったようです・・・

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オベリスクが見えていました。 親分のあちら側には八ヶ岳君。蓼科君も。

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親分は自然のベンチで休憩中です。実はここで相談です。時計を見ると
15時過ぎ。出来れば小屋には16時30分までに到着したかった訳で・・・

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地図を見て相談します。 地図には丁度、観音岳と地蔵岳の間に鳳凰小屋に
降りる近道ルートがありました。

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ご夫婦は地蔵岳まで登って下れなかったら山頂付近でビバーグするという
事でした。 

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私達もその手もあったのですが、ザックの水の量を考えたら
やっぱり小屋に下りるべきかもと・・・。

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決断を下します。

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オベリスクまでは近いので急げば間に合うと思うけれど・・・
アンパイを踏もうと・・・

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分岐につくと・・・ 近道 という看板が ありました。
小屋まで30分 と書いてあります。

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↑親分のすぐ右が 近道への入り口です。

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今日のこの景色に別れを告げて・・・ 鳳凰小屋まで一気に30分で下って
しまおうっ!

近道の入り口へと 導かれた直後の写真です。
この日の最後の写真となることとなります。

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実は近道の入り口は ココだけの話 恐怖の登山道でした。
話は少し長くなるので間に余った写真を入れることにします。

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近道に進んだは良いけれど 踏み後は・・・ ゼロに等しいです。
それもそのはず。地蔵岳まではあとほんの少し。
地蔵に行ってから鳳凰小屋を目指す人が多い。もしくは
その逆で鳳凰小屋から地蔵岳をパスしてこのルートを通る人も
たぶん・・・滅多な事ではいないかもです・・・

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詰めの甘さを痛感です。実はこの山に来る前に状況を確認する為に
小屋に電話をしていました。装備の事もお伺いした際に雪が残っていると
しても深くて30cm程度なので軽アイゼンも要らないくらいですよ。と

確かに他の場所では一切要らないほどの残雪です。

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山はやはり予測が不可能です。 このルートはとにかく荒れ果てていました。
残雪は深く 空洞が出来ており踏み込んでも ズボッっと 足がすっぽり
入りツケネ部分で止っても足はまだ地に付いていない。

途中、引き返そうか迷いながらも中途半端に
進んでしまい、戻るにも踏み切れない状況下。 

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ザックにある軽アイゼンももはやつけても危険な感じです。とにかく一歩進むのが本当に本当にきついです。 そして 驚くのは雪だけでなく・・・倒木です。

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間伐で倒れた木ではなさそうな大木が 
登山道の真ん中に何度もありました。
親分も前で苦戦しています。一歩目に踏み込んで 埋もれて急いで
もう片方の足を前に出したけれどまた 埋もれで前傾に倒れています。

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私も一歩が進めず。そして埋もれた足は もう腰まで埋もれていて出ようにも
出れず、脇の泥の部分にどうにか手をついて這いつくばって脱出という感じが
続きます。 ようやく下に小屋の屋根が確認できた頃でした。

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上から・・・ 雷鳥の鳴き声が聞えました。 鳳凰三山に雷鳥がいるとは
思わなかったのですが紛れもなく雷鳥の声でした。親分とツライなかも
上を見ましたが確認できず・・・でした。

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小屋の屋根が見えてからも 苦戦は続きます。
腐った雪。脇にもそれる事が出来ず・・・
毎一歩が股まで埋まり 休憩すら出来ずとにかく進みます。
倒木や残雪のあまりに酷い部分は仕方なく ルートのない
場所を手探りで進みました。

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それでもどうにか小屋の付近まで来たときにはもうヘトヘトでした。
小屋の直前には梯子がありそれを下って川を渡りました。

すでに鳳凰小屋の前では他のテント泊の皆さんが談話をしていました。

そこについた私と親分は もの凄い注目を浴びてしまう事になります。

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・・・・ 理由は 全身 ドロダラケ だからです。

 

登山靴はもうドロドロ。そして途中でスパッツをつける場所も無かった為
私の靴の中は雪まみれ。 トドメに・・・ アフーのお尻まで グジャグジャの
ドロンコまみれでした・・・

 

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山は予測が付かないということを思い知りました。

テントの申込みをする為、小屋の中に入りましたがオジサンが1人で
忙しそうに夕飯の支度をしていました。

「今は会計が出来ないので18時頃に来てください」

「テントは張っていても良いですか?」 「いいよ」

と言う事でテント場に向かいます。テント場は小屋のすぐ裏。

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場所が無くて どうにかドロダラケの状態でテントを張るのですが・・・

あまりにドロダラケだったせいか、それともテントの設営方法が
可笑しかったからか・・・ 皆さんがこちらをずっと見ていらっしゃって・・・
一秒でも早く設営してテントに潜り込みたかったです・・・

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ほぼ・・・1年ぶりのHEX君登場です。 緑の蚊のような虫さんがメニメニで
ネストは不要かと出発前に悩みましたが持ってきて良かったです。

テントに潜り込んでから ドロダラケの洋服を全部着替えます。

置いてくるはずの着替えをギリギリでザックに詰め込んできました。 
それとレインウェア でテント待機です。

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「会計の済んでいない方、お願いします」の声で小屋に向かいます。

ビールとジュースとテント2名分で1900円でした。

本当は今日の夜ご飯もしっかりと食べようと持ってきていたのですが
もう ヘトヘトでした。  残ったパンとジュースを飲んで 6時過ぎには
眠りについてしまいました。 しかし夜中に・・・寒くて起きてしまいました。

 

アフーの寝袋は−12までは耐えられる物を木曽駒で痛い目にあい
購入していたので頭や顔、体は暑かったのですが・・・

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濡れた靴下は 乾かずに末端冷え性のアフーは夜、何度も足が冷たくて
起きてしまいます。 親分が気づいてくれて、ネックウォーマーそして
ホカロン君を出してくれて 足の裏に貼り付けてくれました。

それでどうにか眠りつく事が出来ました。 


寝ている間に聞えた ペミカン と聞えた単語が耳から離れません。

ペミカン=ミカンの缶詰 と思っていました。
そして、甘いものが食べたくて、飴の夢を見てしまいました。

okokokok

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の累計標高差は1818m 距離は8.6km。 

今日は少し疲れていたのかもしれません。
それでも見れた景色は やっぱり登ってきて良かった!と
思えるものでした! 今日の疲れは・・・ すべて消えていました。

(・・・その疲れはバッチリと 火曜日にやって来ました(´ヘ`;))

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でも・・・まだ 親分とアフーは 鳳凰一、鳳凰二しか登っていません。
三山をコンプリートは明日に残してしまいました!

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でもそれは たぶん・・・正解だったのかもです。
と、今はそう思っている自分がいます。

アフーはひとつ勉強になりました。

急がば回れ
急ぐときには危険な近道より、遠くても安全な本道を通るほうが結局早い。
安全で着実な方法を取れという戒め。


で・・・文字制限がまだ大丈夫そうなので・・・続きます。
翌朝。起きてから 朝ご飯です。 このテント場はトイレも水場も
すぐ近くでとっても楽です。(整地もしてあって快適でした)

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小屋の前の水場近くのベンチに移動して アフーは腕を振るって
ご飯を作ります・・・ なんて言っても・・・ またレトルトです。

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クスクスです! が・・・ また、やってしまいました説明書を読まずに
作ってしまい・・・ かなりノビタ君です・・・

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作りすぎてしまいました・・・ 親分はアラビアータ。

アフーは 刈るボナーラ。 ・・・味が薄くてお吸い物の粉末を投入。

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しかし・・・ドロドロになりすぎた お湯に浸った状態の
クスクスはオートミール化してしまいました。
実はアフーはオートミールトラウマがあり・・・

思い出してしまい・・・半分も食べれず。ビニールに二重にしてお持ち帰り
することにしました。結論。 お水は程ほどの量が美味しいです。 

家では成功していたのですが種類が違うからでしょうか・・・

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やはり、山での美味しいご飯は アフーにはハードルが高いようです。

さてと・・・ご飯を食べたら!


 

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残りの一山 頂に 一滴ますっ! 最終回へ続く・・・

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最後も読むよっ!お尻ぺんぺ〜ん。